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11月, 2023の投稿を表示しています

ぼつこせいげーみんぐ

ねずみです。 SYNCEDというゲームのレビュー です。 このゲームのパブリッシャーは Darktide にも関わっているLevel Infinite、まあつまるところTencentです。これが原因で色々と言われているようではありますが、僕はゲームに政治的なものを持ち込みたくないのでそういう部分は抜きにして感想を書きます。肝心なのはゲームプレイが面白いかどうかなので。 以下はSteamに投稿した文章とほぼ同一ですが、少し書き加えました。 === 最初は「面白い」と感じた部分があったので好評の方にレビューを投稿していたが、プレイする内に、ライブサービス型のゲームとしては致命的なほどに根本の部分で底の浅さと粗が見えてしまったので不評に入れる。 1. ゲームプレイに幅が無いPvE 個性に乏しいプレイヤーキャラクター プレイヤーキャラクターは6人しか居ないのだが、その内5人はどれを選んでも大差ない状態となっている。こういうゲームのキャラクターというのは得意とする役割や分野などが存在していて(ダメージ、クラウドコントロール、サポート、ソロなど)、それを活かして戦うというのが基本的だと思うが、SYNCEDではその個性の部分が非常に薄く、医者ただ1人を除いて状況に影響を与えられるほどの能力を持っていない。医者は味方を安全かつ確実に蘇生可能なドローンを使用できる上に、味方を自分で蘇生する場合は他キャラクターよりも短い時間で蘇生が可能なために高難易度では非常に無難で安定する。しかし、他5人はその医者と比べてスキル・パークの効果が貧弱で、わざわざそれらを選択するメリットがあまりにも小さい。高難易度ミッションでは敵のダメージが非常に高く、攻撃を避け切れずに被弾してダウンするというのがよくあるが、そこで全員が医者を選んでいれば誰が倒れてもお互いに安全に蘇生ができるため、全滅=ミッション失敗の可能性をかなり下げることができる。中には1日に挑戦可能な回数が制限されているミッションもあるため、失敗は避けたい。そうすると必然的に医者を選択することになる。もし複数プレイヤーが同じキャラクターを選択できないようになっても、一人が必ず医者を選択するのは変わらないだろう。 数の少ないコンパニオン コンパニオンも4種しか居ないが、プレイヤーキャラクターに比べればまだそれぞれの強みがハッキリしている。高難易度