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おとこのこげえみんぐ

ねずみです。



プレイ時間が100時間に届いた記念に、レビューとも言えない変な文章を書いておきます。
Steamに投稿したものと同じです。

元々、僕はこのゲームにあまり興味が無かった。最近は対人のゲームに疲れてCOOPゲームばかり遊んでいたし、今まで格闘ゲームに触れたことはあるが真面目にやったことが無かったし、昔とある格ゲーをやろうとした時は操作に慣れることが全然できず、その際に「格ゲーって難しくてよく分かんないな」という印象を抱いてしまったからだ(当時の僕はそもそもゲームが下手だったというのもあるが)。ギルティギアも名前とキャラは少しだけ知ってたけどやったことは無かった。

ある日、インターネットで一人のキャラクターの復帰が噂になっていた。お察しの事だろうと思うが、ブリジットだ。僕は昔から男の娘をたいへん好ましく思っていたので、可愛い男の娘が帰ってくる、色んな意味で古株のブリジットが帰ってくるという情報だけで単純に喜んだ。思えばインターネットでの男の娘の人気も高くなったものだ。最近は様々なゲームやアニメがあるが、どの作品にも1人くらいは居る気がする。色々と思うことはあるが、ここではあまり関係ないので割愛する。

とにかく、その話題の勢いで「ブリジット追加マジ?ギルティギアやります」というツイートをした。冗談のつもりだった。男の娘好きと言っても、格ゲーに馴染みのない僕にはあまり関係のないことだと思っていた。「流行りに乗じてブリジットの絵を描く人が増えるだろうな、楽しみだなあ」と思っている程度だった。

そのツイートをした約1時間後、フレンドからGGSTがギフトとして飛んできた。大きな声が出た。ただ、その直後にゲーム本体とシーズンパスの大幅な値下げが行われた。流石に申し訳なく思い「ギフトを送っていただいた直後にかなり値下げされたみたいなんでとりあえず一回返金しませんか」とそのフレンドにメッセージを送ると「うるせえ!」と(実際には言われていないが)シーズンパス1+2が送られてきた。その漢気に気圧され、僕はGGSTをプレイせざるを得なくなった。

ゲームを起動して僕は真っ先にCGフィギュアギャラリーモードに入りテスタメントの太ももと膝を眺めて1時間ほど過ごした。まあまあ親切なチュートリアルを経て基本操作やゲームのシステムを学び、僕もとうとう格闘ゲームの世界に足を踏み入れた。ブリジットの影響で僕と同じようにGGSTを始めたフレンドと対戦したり、昔からアーケードを含めたシリーズをずっとプレイしているフレンドに教えを乞うたり、ギフトを送ってくれたフレンドに容赦なくぼこぼこにされたりしながら遊んだ。



それから1年近くが経った。まだまだ初心者を脱することはできていないし下手くそだけれど、格ゲーへの苦手意識も薄れてGGSTを楽しむことができている。ブリジットのおかげで「格ゲーもちゃんとやってみたら結構面白いな」と思えるようになったし、十数年間の食わず嫌いが解消された。可愛い絵もインターネットにたくさん上げられている。ありがとうブリジット。

ちなみに僕はこの100時間でブリジットを全く触っておらず、テスタメントとジオヴァーナ以外まともに使ったことが無い。

ねずみでした。

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