スキップしてメイン コンテンツに移動

GOTY 2022

ねずみです。
GOTYもといがっかりオブザイヤー2022ということでDarktide。

Fatshark Quality™

Vermintideを良く知ってる方ならもう見慣れたものでしょう。3回も発売を延期して正式リリースしたものの実態は早期アクセスタイトルで、Fatsharkが過去の失敗から学ぶ気が一切無いことがハッキリと分かるゲームです。実際に早期アクセスとしてリリースしていればここまで荒れることもなく、後ろ向きではなく前向きな意味で「これからに期待」と言われるゲームになっただろうに。
また、キャラクタークリエイトができるようになったことで嬉しい人も居るかもしれませんが、個人的にはVermintideの大きな魅力の一つだと思っていた「キャラクター間の会話から察することのできる物語や背景、関係性の発展」が失われ、陳腐とまでは言わないもののキャラクターがかなり普遍的になってしまったのが残念です。

1. 基本となるゲームプレイ・グラフィック・サウンドなどを除いて過去作より悪い部分が多い

・誤解の無いように書くが、戦闘は楽しい
・敵を殴ったり斬ったり時の感覚などはVermintideよりも更に洗練されている
・ただそれ以外、特にUIやQoLに関してはほぼ全ての面で劣化している
・遊びたい難易度とマップの組み合わせが自由に選べない
・Vermintide 2にはクラス/職が15あったしVermintide 1ですら5つあったのにDarktideには4つしかない
・4つしかないのにクラス間のバランスが全く取れていない
・武器の性能差も大きく、中には「使う理由のないゴミ」が存在する
・キャラクター変更しようとするたびにメニューに戻って(ロビーから退出して)キャラクターを選択してロビーに再接続する必要があり、毎回長いロードが(再接続のために)必ず入る
・ロビーでは店、クラフト、ミッション選択、訓練場が散らばっており無駄に移動を強いられる(これはVermintide 2でも同様だったが、あちらはショートカットキーが存在しており問題がなかった)
・武器を試すことができる射撃練習場的な部屋があるのは良いことだが、出入りするために長いロードを挟む上に分隊からもロビーからも抜ける必要がある(Vermintide 2ではロビーから抜けることなく、ロードも挟まずに武器やスキルを試すことができたことを考えると、劣化と言わざるを得ない)
・出来の悪いウィークリーミッションとゴミのようなその報酬
・装備の入手方法は店からの購入が主になるのだが、これの品揃えが「現実時間で1時間ごとに更新」となっており必ず良いものが並ぶとも限らないため運が悪いといつまでたっても装備を更新できない(Vermintide 2のように「要らない装備を分解して入手した素材で欲しい装備をクラフトする」ということすらできない)
・課金スキンですらクリッピングしているものがよくある

2. できないことは初めから言うな

・12月中旬にアップデートで"追加"されたはずの要素が無かったことにされた
・トレーラーに映っていた武器や敵が、発売から2か月経った後も実装されていない
・発売前のインタビューで「武器にスコープなどを載せたりカスタマイズができる」ということが語られるものの実際にそんな要素は存在せず、大半の銃器では視認性の悪いアイアンサイトの使用を強いられる…ただしカスタマイズ要素の名残なのか、ピカティニーレールだけは搭載されている
・メインのカバーアートに使用されている装備が実装されていない(ゲーム内に存在はするがプレイヤーが入手する手段は今のところ無い)
・Penances(ゲーム内実績のようなもの)に存在はするものの、実際にプレイはできないので達成できないミッションがある
・極め付きは「12月中に順次実装していく」と言っていたはずなのに年が明けても半分以下しか機能がないクラフトシステム(このことに関してFatsharkは「遅れる」とかそういった告知も一切せずにクリスマス+年末年始の休暇に入り、結局年が明けた1月中にも実装されることはなかった)

3. FatsharkはVermintide1&2の失敗から何を学んだのか

・何も
・1年か2年ほど置けばストレスも減り面白いゲームになってると思う(プレイヤーが残っていれば)
・Fatsharkがどうしてゲームを早期アクセスタイトルとしてリリースしないのか本当に謎
・これが驕りや慢心でなければ何なのか…

ねずみでした。

コメント